★FIO2と’平均気道内圧’で決まる.

◎PaO2の制御はFIO2とPEEPというのが常識ですが、本当にこれだけで決まるのか、疑問に思いました。呼吸回数は関係ないのか。それを答えるには、呼吸生理を学ぶ必要がありました。

FCCSプロバイダーマニュアル 第3版


 さらに興味があれば。


■酸素化の規定因子
 FIO2と平均気道内圧
▶高濃度酸素が圧力の高い状況で供給されていれば、血中により多くの酸素が取り込まれる、ということです。

●平均気道内圧の規定因子
・PEEP
・一回換気量
・吸気流速
・I:E比
・auto PEEP:呼気時間が短いため,呼気の途中で吸気が始まってしまう場合
      ⇒死腔の増加によりPaCO2が増加し,酸素化能は低下します。

PEEPが直接関わりますが、細かくはPEEPだけではない、ということです。


■Clinical Implication
※最も問題となるのが,ARDSの場合です。
PEEPを上げたいが,肺が硬いので(P/F比<200)
 ⇒すぐ気道内圧が上昇してしまいます。

・この場合,酸素化を上げるために、以下のオプションが生まれます。
①一回換気量を少なくする(auto PEEPを解除する)
②PEEP上げる
CO2の貯留は容認する

 
参照 FCCSプロバイダーマニュアル