★アンモニア・芳香アミノ酸の上昇を抑える!

①アミノ酸製剤(アミノレバンなど)
・エネルギーの原料
⇒肝は芳香アミノ酸
  筋は分枝鎖アミノ酸

・肝硬変
⇒類洞が線維化
⇒アミノ酸が肝細胞内に取り込まれる機会↓
  肝でのアミノ酸を原料にしたエネルギー産生↓
代わりに筋ががんばる
⇒分枝鎖↓,芳香↑

・蛋白摂取
⇒分解過程でアンモニアを生じる
蛋白制限,アミノ酸製剤(分枝鎖アミノ酸=BCAA)を補給
⇒脳症改善
※↓:BCAAのNH3基は,代謝過程でグルタミン酸となる(αケトグルタル酸→グルタミン酸)

★BCAA補給
⇒筋細胞に取り込まれ,TCA回路を経てグルタミン酸となる
⇒グルタミン酸はアンモニアと結合,グルタミンとなる
⇒アンモニア濃度↓

②BRTO
・肝硬変
⇒門脈圧亢進
⇒肝ではなく,側副血行路を介して食道や胃へ静脈血が行く
⇒静脈瘤

BRTO:静脈瘤の出口を塞ぎ,硬化剤を入れ,静脈瘤をつぶす
⇒側副血行路でなく,肝に静脈血(門脈)がいく
肝細胞の機能は落ちているものの,より多くの血流が肝を通ることになる
⇒アンモニアがより多く代謝される
⇒脳症改善


参照 リッピンコット生化学