★栄養状態が悪く,代謝障害が起きている状態.

※もともとは栄養不良により衰弱した状態を指していました
⇒しかし複雑で,管理による修飾を受けるため,統一見解が出来なかったのです
⇒2007年,2011年に定義付けられた
 が、悪液質とは〇〇だ、と言える定義はありません。

終末期医療のエビデンス


▶︎終末期医療は、突き詰めると奥が深い。


●定義
1.基礎疾患に関連して生じる複合的代謝異常の症候群.

2.筋肉量の減少を特徴とする.
 ※脂肪組織の減少の有無には関わらない

3.臨床症状として,成人では体重減少,小児では成長障害がみられる.

4.飢餓,加齢による筋肉減少,うつ,吸収障害,甲状腺機能亢進とは異なる病態.
 (除外診断)

5.食欲不振,炎症反応,インスリン抵抗性,蛋白異化亢進などの代謝異常がみられる状態.

6.病態生理的には,経口摂取の減少,代謝異常による負の蛋白・エネルギーバランスを特徴とする.


●機序
・根底は、種々のサイトカインを介する炎症反応です。
⇒骨格筋分解↑,インスリン抵抗性,易化亢進(脂肪分解など)

進行することが特徴。
⇒「前悪液質→悪液質→不可逆的悪液質」


※臨床をやっていると何となくありますが、この定義に臨床的意義はあまりありません。


参照 終末期癌患者の輸液療法に関するガイドライン