★心筋の再分極中に生じた小さな脱分極(後脱分極)が誘発した活動電位のこと.
=つまり発生に先行する活動電位が必要(自動能ではない)

◎不整脈の発生機序として重要な一つですが、概念的に理解することが少し難しいです。じつは電気生理学的な定義です。


■撃発活動
・心筋脱分極,収縮
⇒再分極過程
⇒何らかの原因により,小さな脱分極が生じます
 ・2相~3相で生じたもの:早期後脱分極(EAD:early afterdepolarization)
 ・再分極がほぼ終了した所で生じたもの:後期後脱分極(DAD:delayed)
これらが引き金となり,新たな活動電位が生じる(=心筋収縮する)ことがあります
 =triggerされた状態、ということで、
 =triggered activity(撃発活動,誘発活動)

原因
DADの原因は細胞内高Caが重要とされます;ジギタリスなど
EADの原因は研究段階です。

※triggered activityは,不整脈の成因として重要です。
異所性自動中枢(ectopic focus)は、不整脈の成因となる他のメカニズムです。
 ⇒これは、Afの起源となる肺静脈口(PV)が有名
※Af治療であるPVI(PV isolation)は肺静脈口を囲う手段
 ⇒メカニズムが撃発活動か,異所性自動中枢なのかは、実は不明です。

 
参照 Heart Rhythm. 2007 Mar; 4(3 Suppl): S17–S23.