★利尿作用が全然違う.

1.ループ利尿薬
ヘンレのループの太い上行脚に作用
 …Na/K/2Cl共輸送体をブロック
電解質の濃い尿が集合管へ
⇒①浸透圧高い
  ⇒アクアポリンによるfree waterの再吸収↓
  ②対向流増幅系を阻害
  =集合管とヘンレのループ下行脚(両者とも髄質)でのfree water吸収↓
  ⇒尿の濃縮が阻害

※対向流増幅系
…ヘンレのループ(髄質)で電解質を吸収
 ⇒髄質の間質の浸透圧↑
 ⇒尿は遠位尿細管(皮質)を通った後,集合管(髄質)へ
 ⇒集合管でのfree water吸収↑
  =尿の濃縮


2.サイアザイド利尿薬
遠位尿細管のNa/Cl共輸送体をブロック
⇒Na排泄促進するが、利尿作用はほとんどない
低Na(ループは来さない)
・ループと同様,副作用に低Kがある
…アルドステロン依存性のNa/K交換が亢進することによる

ループはCa排泄,サイアザイドはCa再吸収の方向へ働く
 参照:http://blog.livedoor.jp/megikaya/archives/23004690.html
     http://blog.livedoor.jp/megikaya/archives/23183279.html

 
参照 Guyton生理学,UpToDate 
更新 2014/8/24