★Kent束の場所から興奮が始まることを考える。

■副伝導路の種類

心房と心室を直接結ぶ(Kent束) 
・右房と右脚を結ぶ
・右房と右室を長い距離で結ぶ
・房室結節と心室を結ぶ(nodo-ventricular Mahaim線維)
・房室結節とHis-Purkinje系を結ぶ(node-fascicular Mahaim線維)
・房室結節内(James線維)


■心電図の特徴
●デルタ波

PQ短縮が重要;副伝導路を介した早い伝導により心室が興奮、その後房室結節を介した興奮と合体することによる

●副伝導路の位置

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・以下、デルタ波が
① Ⅰが± or −か、V1 R>S;右向きの電流左側自由壁
 ⇒aVFが+;総合的に下向き=左側前壁〜側壁
  aVFが−;総合的に上向き=左側後側壁〜後壁
② ①でない、かつⅡが−;心外膜下(CS憩室に関連した副伝導路)
③ ②でない、かつV1が± or −;V1から遠ざかる左向きの電流中隔
 ⇒aVFが−;後中隔
 ⇒aVFが+、かつⅢ R>S;総合的に右下を向く電流=前中隔
 ⇒aVFが+、かつⅢ R<S;総合的に左下を向く電流=中位中隔
④ ③でない=V1が+;V1に近づく左向きの電流右側自由壁
 ⇒aVFが+;右側前壁〜前側壁
 ⇒aVFが−、かつⅡが+;右側側壁
 ⇒aVFが−、かつⅡが−;右側後壁〜後側壁


参照 EPS