★効く薬は決まっていて、それを少量からゆっくり漸増する。
◎当たり前ですが、急に始めると心不全になります。
■β blockerの効果
・特にACE阻害薬と併用すると、左室リモデリング改善、症状改善、入院率低下、予後改善
・メトプロロール(セロケン):死亡率を34%下げる(MERIT-HF study)
・ビソプロロール(メインテート):死亡率を32%, 入院率を30%下げる(CIBIS Ⅱ study)
・カルベジロール(アーチスト):死亡率/入院率を下げる(様々なstudy)
※他のβ遮断薬(プロプラノロールなど)は、予後を悪くするか変えない
■β blockerの使い方
・利尿薬の量を調整する
⇒少量から始め、漸増する
⇒ゆっくり(2週間以上かけて)増量する
…交感神経サポートがなくなるため、体液貯留して心不全増悪する危険性あるため
⇒増悪する場合、開始/増量して3-5日でわかってくる
⇒この場合、利尿薬増量して対応する
※普通ACE阻害薬と併用し、この場合ACE阻害薬は少量で良いとされる
(β遮断薬は多い方が良いかは不明)
参照 Brawnwald(一度は読みましょう)
◎当たり前ですが、急に始めると心不全になります。
■β blockerの効果
・特にACE阻害薬と併用すると、左室リモデリング改善、症状改善、入院率低下、予後改善
・メトプロロール(セロケン):死亡率を34%下げる(MERIT-HF study)
・ビソプロロール(メインテート):死亡率を32%, 入院率を30%下げる(CIBIS Ⅱ study)
・カルベジロール(アーチスト):死亡率/入院率を下げる(様々なstudy)
※他のβ遮断薬(プロプラノロールなど)は、予後を悪くするか変えない
■β blockerの使い方
・利尿薬の量を調整する
⇒少量から始め、漸増する
⇒ゆっくり(2週間以上かけて)増量する
…交感神経サポートがなくなるため、体液貯留して心不全増悪する危険性あるため
⇒増悪する場合、開始/増量して3-5日でわかってくる
⇒この場合、利尿薬増量して対応する
※普通ACE阻害薬と併用し、この場合ACE阻害薬は少量で良いとされる
(β遮断薬は多い方が良いかは不明)
参照 Brawnwald(一度は読みましょう)
![]() | Braunwald's Heart Disease: A Textbook of Cardiovascular Medicine, 2-Volume Set, 11e |
