★人によって全然違う。一例。

■緊急にカルディオバージョンする状況

①心筋虚血あり;狭心症状、もしくは心電図上
②臓器虚血あり
③重篤な急性心不全の徴候あり


■安定している状況
①原因検索、脳梗塞のリスク評価をする

・僧房弁狭窄、逆流
・甲状腺機能亢進症
・他、器質的心疾患

②まずRate control

●目標
有症候性の場合、85bpm以下まで
無症候性の場合、110bpm以下まで

●薬剤
β遮断薬
Ca拮抗薬(べラパミルかジルチアゼム)
・ダメならアミオダロン
・これらが使えない場合、ジゴキシン
PQ短縮(WPW症候群)が疑われる場合、β遮断薬とCa拮抗薬は用いない
…fast pathwayからのみ伝導、Vf誘発されるため

③Rhythm control

●基本的に、必ず試すべき
…二度とAfとならないかもしれないし、なったとしても頻度が少ないかもしれない。
 また、sinusに戻そうとしなければずっとAfのままかもしれない。
しなくて良い状況は、以下だけ
・無症候性で、高齢で、併存する疾患が多く、カルディオバージョンのリスクの方が大きいとき
・無症候性で、数年ずっとAfで、左房拡大(>55mm)している

●タイミング
発症後48時間以内なら、脳梗塞のリスクは少ないため、直ぐやる
・48時間以上の場合、経食道エコーで確認してからやる
⇒血栓を認めた場合、2-3週間抗凝固施行後にやる
すぐにカルディオバージョンする場合、rate controlは不要かもしれない

●方法
・電気的除細動
・アミサリン:400mg div、効かず血圧安定していれば再投与
・サンリズム:100-150mg経口、50mg div
 …腎排泄である点に注意。
・タンボコール:50mg div、再投与可
・アンカロン:150mg 10分以上でdiv
 …心不全ある患者には使いやすい。使い方のプロトコルが定められている
・他、リスモダンP:50mg、シベノール:70mgなど


参照 UpToDate、循環器治療薬ファイル、日循ガイドライン