★優秀な指標はあまりなく、原因治療が出来て酸素化がよく全身状態安定していれば、その場の判断でweaningを開始してよい。

■Weaningとは

●人工呼吸器による呼吸サポートを減らし、呼吸の大部分を自力で行うようにすること
⇒徐々に減らす方法が一般的
 急に減らす方法=spontaneous breathing trial (SBT)
※SBT
1日1回30-120分間、SPONT+PS 若しくはTピースとする
⇒自発呼吸に耐え得るかを判断する
・Weaningを開始して良いか検討する方法=Readiness testing


■Readiness testingの開始基準
●必須の基準

・呼吸不全の原因治療が出来ている
酸素化が十分;PaO2/FIO2≧150mmHg or SpO2≧90%(FIO2≧40%かつPEEP≧5-8mmHg)
  ※ベースの酸素化が悪い患者は、PaO2/FIO2≧120mmHgで代用可能
・動脈血ガスにてpH>7.25
・心筋虚血がない
血行動態が安定している;sBP 90-180mmHg(少量のカテコラミン投与下でもOK)
自発呼吸あ

●あれば更に良い基準
・Hb≧7-10mg/dl;重症貧血でなければ大丈夫という事になっている
・深部体温<38-38.5℃;高体温だと呼吸努力が必要になるため
・意識清明、指示動作可能


■Readiness testing
(Weaningに耐え得るか予測する因子)
●rapid shallow breathing index (RSBI);最もよく研究されている指標
呼吸回数÷一回呼吸量(f/VT)
 ⇒65-105以下であること
 ⇒105を基準とすると感度は良いが特異度は低い
 ⇒単独の指標としては難しい
※酸素化、分時換気量、最小吸気圧(MIP)はそれぞれ単独では良い指標とならない
 他にも様々な指標があるが、どれもそこまで良くない
現状は、RSBIを参考に、その場の臨床医の印象を持ってweaningを開始するのが良い


参照 UpToDate