Rik

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未分類

MRをいつ手術するか

2014/8/14  

★形成術可能ならやった方がいいかも。■手術をするべき状況・強い症状(NYHA Ⅲ°以上)・心機能低下(EF < 60%)…これらがあると、早期から死亡率が高い。しかし手術しても生命予後不良。 ●エコー所見・僧帽弁逆流量(ERO)≧ 40…生命予後不良。手術なしで心イベント回避できるのは16%の ...

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薬剤

Ⅰ群抗不整脈薬の違い、機序

2014/8/13  

★Naチャネルとの結合速度が違う。■分類●Ⅰ群をNaチャネル遮断薬と分類⇒活動電位持続時間(APD)を延長させるものをⅠa、短縮させるものをⅠbとした⇒その後でてきた、APDに影響を与えないものをⅠcとした(大雑把だが、臨床的に使いやすい分類) ●Naチャネルとの結合、分離の速さで分けられる 速い: ...

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呼吸器 膠原・アレルギー

天気が悪いと喘息が悪化する?

2014/8/12  

★運動誘発性喘息で悪化する。■冷たく乾いた空気●仮説①・冷たい+乾いた空気を吸い込む⇒気管支収縮※「運動⇒呼吸数↑⇒気道からの水分喪失⇒炎症」が関与しているかも ●仮説②・運動により呼吸数↑⇒気道冷却⇒気道への血流増加⇒浮腫 ■湿度の高い時●仮説③・湿度高い、雷の時、花粉やほこりなどのアレルゲン濃度 ...

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呼吸器 神経・感覚・精神・脳外科

神経原性肺水腫の機序

2014/8/10  

★詳細は不明だが、静水圧・血管透過性↑によるだろう。■原因・重症てんかん、頭部外傷、SAHが多い・重症脳梗塞でも稀にみられる ■病態●関与する神経構造⇒延髄、視床下部、交感神経…支持する根拠⇒孤束核、最後野両側の障害で、高血圧+肺水腫となる α拮抗薬で発症を抑えられる 肺への交感神経を切断することで ...

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内分泌・糖尿病 救急・外傷

バソプレシン⇒抗利尿作用+昇圧作用

2014/8/9  

★レセプターが違う。■ADH(=AVP)の合成・主に視床下部の視上核で合成(オキシトシンは傍室核で)⇒ニューロフィジンというキャリア蛋白とともに下垂体茎を下降⇒神経終末の集合が下垂体⇒エキソサイトーシスされ、毛細血管へ ■ADHの制御・視床下部かその近傍に浸透圧受容体をもつ神経細胞⇒細胞外液が濃い場 ...

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未分類

乱流か、層流か

2014/8/8  

★ほぼ乱流。 ■定義 ・乱流:不規則性、三次元性、活発な混合、渦構造を特徴とする複雑な流れ ・層流:整然とした規則的な流れ     ■レイノルズ数 (Re) ・Re = ρvL÷μ (◇) ρ: 密度 (kg/m3), v: 平均速度 (v/m), L: 長さ=流れた距離など ( ...

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血液、輸血

ワーファリンの作用機序 ★プロテインC, Sの役割

2014/8/5  

★ビタミンKは、凝固因子やプロテインC,S活性のための補酵素。■ワーファリン①ビタミンK依存性のγカルボキシル化(下述)を阻害;Ⅱ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹ⇒活性していないこれらの蛋白ができる⇒抗凝固 ②ビタミンK依存性のγカルボキシル化を阻害;プロテインC, S …これらは活性化Ⅷ, Ⅴを抑制する(下述) =抗 ...

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未分類

アムホテリシンB⇒腎障害、電解質異常

2014/8/4  

★詳しくは不明だが、主に細胞膜透過性亢進による。■アムホテリシンB⇒腎障害●AmpBが細胞膜に入り、孔をあける⇒膜透過性↑⇒尿細管障害※溶媒のデオキシコール酸も尿細管障害に関与する ●AmpBにより緻密斑の透過性↑⇒尿細管糸球体フィードバック(TGF)活性↑⇒輸入細動脈収縮⇒GFR↓ ※TGFシステ ...

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薬剤

なぜ薬剤を持続投与すると、半減期の4倍の時間で定常状態となるか

2014/8/3  

★持続投与時の血中濃度のグラフは、「半減期のグラフ」を時計回りに90°回転したもの。 ■計算時間t だけ持続投与する場合を考える。aを半減期とする。  ある時間x に投与した薬物の濃度は、t – x秒だけ代謝されているので、 (1/2)(t-x)/a (①) 時間tまで薬物は累積するが、そ ...

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膠原・アレルギー 薬剤

コルヒチン⇒抗炎症

2014/8/2  

★アラキドン酸カスケードを介さない。 ■機序・重合していないチュブリンのヘテロダイマーに結合⇒安定させ、微小管のダイナミクスを阻害⇒微小管脱重合⇒細胞骨格の変化を必要とする変化を阻害 =有糸分裂、エキソサイトーシス、好中球運動性 ・内皮細胞のE-selectin、好中球のL-selectin発現↓⇒ ...