★それぞれ理由がある。

①赤沈
クエン酸Naを用いる.
…クエン酸Naは液状で使いやすい.

②凝固
クエン酸Naを用いる▶︎測定開始時にCaを添加する
クエン酸NaはCaと塩を形成する
⇒Caは凝固に必要である;「プロトロンビン⇒トロンビン」
※EDTAもCaをキレートするが,用いない
⇒凝固のポイントが分かりづらい+十分に検討されていない

③血算
EDTA・2Kを用いる
⇒EDTAは赤血球,血小板の膜を保護する
クエン酸は血球容積が変化するため用いない
※ヘパリンは血小板の非特異的凝集を起こす可能性があるため,用いない

④動脈血ガス
ヘパリンを用いる
※EDTAやクエン酸はpHを変化させるため用いない.

⑤血糖
NaF入りEDTAを用いる
⇒NaFに解糖防止作用があるため
⇒NaF単独では溶血が起こりやすいため,EDTAを付加する