Rik

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感染

SPACEについて詳しく

2014/12/22  

★院内感染症のよくある起因菌で、ユナシンやゾシンは効かないことも多い。■SPACEとは●医療関連感染を起こす、代表的なグラム陰性桿菌。⇒Serratia(セラチア), Pseudomonas(緑膿菌), Acinetobacter(アシネトバクター), Citrobacter(サイトロバクター), ...

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神経・感覚・精神・脳外科

血管迷走神経性失神にはβ遮断薬を使う?

2014/12/17  

★使わない方が良い。 ■機序・感覚刺激+立位や脱水などで起こる参照:反射性失神の仕組み ■診断まず他の疾患を除外する。その後↓●head up tilt試験・Type1(混合型):Type2と3に当てはまらないが、血圧低下+心拍数低下により症状が誘発される・Type2(心臓抑制型):HR<40 ...

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EPSの用語

2014/12/15  

★アブレーションやEPS時に出てくる用語の解説。■map●主に2種類・voltage map:電位の高さ・activation map:どこかをリファレンスとし、それと比較した「電位の立ち上がりのはやさ」⇒どのように興奮が伝導しているか、わかる ■○○ブロック、○○時間●S(刺激), A(心房), ...

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神経・感覚・精神・脳外科

目を細めるとよく見える理由

2014/12/12  

★調節ではない。■ものが見えるということ「角膜・水晶体で屈折→網膜上にピントの合った像を結ぶ→大脳視覚領に送る」●近視・角膜か水晶体の屈折率が大きいか、眼軸長が長い⇒網膜より前に結像する ■近視の人が目を細める・角膜に入る光の幅が小さくなる⇒焦点距離は変わらないため、目を細める前と同じ所(網膜より前 ...

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Brugada症候群に対するサンリズム負荷試験の機序

2014/12/11  

★内向きNa電流遮断作用による。■ブルガダ症候群;ST上昇の機序・V1-V3は右室流出路領域の電位を反映していると考えられる●心外膜側の細胞は、「第1相に深いノッチ→続いてドーム」を認める(心内膜側にはない)…一過性外向きK電流(Ito)が関与(特に右室流出路に多い) ①Itoや他の外向きK電流↑、 ...

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心房細動アブレーションの略説

2014/12/10  

★基本的にはPV isolation。 ■pulmonary vein isolation (PVI, 肺静脈隔離術)①右、左大腿静脈穿刺、食道温モニターを留置②CS電極、SVC電極を留置、ブロッケンブロー針を卵円孔に③心房中隔穿刺、左房へシース留置④左房造影⑤Lassoカテーテル(リング状10極) ...

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循環器

narrow QRS頻拍の鑑別

2021/5/26  

★EPSして初めてわかるものも多い。 ■narrow QRS tachycardiaの鑑別 ①AVNRT(房室結節リエントリー性頻拍) ・房室結節に二重伝導路があり、そこでのリエントリー ⇒slow-fast, fast-slow AVNRTがある ②AVRT(房室リエントリー性頻拍) ・副伝導路が ...

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副伝導路はどこにあるか

2014/12/7  

★Kent束の場所から興奮が始まることを考える。■副伝導路の種類・心房と心室を直接結ぶ(Kent束) ・右房と右脚を結ぶ・右房と右室を長い距離で結ぶ・房室結節と心室を結ぶ(nodo-ventricular Mahaim線維)・房室結節とHis-Purkinje系を結ぶ(node-fasci ...

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神経・感覚・精神・脳外科

冷たいものを食べる/飲むと頭痛が起きる理由

2014/11/30  

★前大脳動脈拡張が原因の可能性あり。 ■寒冷誘発性頭痛(アイスクリーム頭痛)●原因・冷たい水へのダイビング・冷たい液体か固体が、口蓋と後咽頭を通過するとき●機序(仮説)・静脈洞が冷やされ、再び温められることが原因と考えられていた⇒最近、冷えたものを摂取すると前大脳動脈が拡張する事+収縮すると頭痛が改 ...

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持続注射薬(循環作動薬、降圧薬、冠動脈拡張薬、利尿薬):γ計算、希釈法、用法まとめ

2014/11/29  

★病棟用。■換算式・1γ=1μg/kg/min  =3.6mg/h(体重60kgの場合)■循環作動薬①ノルアドレナリン NOA 1mg/1ml/A●通常0.03〜0.2γ・1A+生食27ml ⇒ 1ml/hで0.01γ(体重60kg)・3A+生食100ml ⇒ 1ml/hで0.01γ(50 ...