★調節ではない。
■ものが見えるということ
「角膜・水晶体で屈折→網膜上にピントの合った像を結ぶ→大脳視覚領に送る」
●近視
・角膜か水晶体の屈折率が大きいか、眼軸長が長い
⇒網膜より前に結像する
■近視の人が目を細める
・角膜に入る光の幅が小さくなる
⇒焦点距離は変わらないため、目を細める前と同じ所(網膜より前)に結像する
⇒しかし、網膜に投影される幅も少なくなる
⇒ピントが合っている状態に近くなっている
■調節
●水晶体の屈折率を変えること
…「水晶体−チン小帯−毛様体ひだ部−毛様体輪状筋」
⇒毛様体輪状筋は副交感神経刺激で収縮
⇒チン小帯が緩む
⇒水晶体が厚くなる
⇒屈折率が増す
⇒近方に焦点が合う
●老視=調節異常
…老化とともに水晶体の中で水晶体核の割合が多くなる
⇒弾性力がないため、水晶体が固くなる
⇒調節力↓
参照 UpToDate、標準眼科学