薬剤

化学療法⇒嘔気,嘔吐 その対処

★正確にはわかっていない.

・抗癌剤による腸管刺激
⇒フリーラジカル
⇒クロム親和性細胞よりセロトニン(5-HT)放出
⇒5-HT3受容体に作用(腸管壁)
⇒迷走神経求心繊維を刺激
⇒脳幹の孤束核へ(最後野にも)
嘔吐中枢
※抗癌剤による孤束核直接刺激もある

・抗癌剤により感覚ニューロンからサブスタンスP放出
⇒最後野,孤束核にNK1受容体が豊富
⇒そこに作用

◎嘔吐中枢
・延髄にある
⇒嘔吐反射の管理:嘔吐の入力(いろいろ)を出力(嘔吐)へ変換
◎最後野
・第4脳室の尾側にある
⇒BBBがない!
⇒ホルモン・神経伝達物質の受容体があり,嘔吐中枢へ連絡する

参照 UpToDate

-薬剤