★鼻かみが重要。
■副鼻腔炎
・ほとんどウイルス性;細菌性は0.5〜2%程度
・細菌性のほとんどは、ウイルス性に合併して生じる
※但し、ウイルス性か細菌性かを鑑別することは、実際難しい
⇒急性上気道炎に合併する副鼻腔炎は、全例3週間以内に、抗菌薬なしで治る
●ウイルス⇒副鼻腔へ
①全身性
②直接接触:「鼻かみ」が重要
…鼻腔内圧↑より、ウイルスを含む鼻水が副鼻腔へ
⇒炎症↑
●ウイルスの影響
①炎症↑
⇒浸出液↑、血管透過性↑
⇒浮腫、粘液↑
②繊毛の機能↓
⇒粘液繊毛クリアランス↓
☆①、②より副鼻腔閉塞⇒病態が持続
参照 UpToDate