救急・外傷 麻酔・外科・胸部外科

開胸蘇生術の適応

★主に外傷.

●開胸蘇生術
…心膜切開(心タンポナーデ
  心臓の圧迫止血
  下降大動脈のクロス・クランピング(腹部臓器への血流↓,脳への血流↑)
  開胸心臓マッサージ(通常のAED蘇生に比べ蘇生率は高い)

■貫通性胸部外傷

比較的予後良い:生存率37-60%
<適応>
・現場or 病院で生命徴候が確認できた: この場合生存率は8.9 or 11.5%
                        ⇒確認できなければ1.2%
・輸液療法しても循環が不安定
・心停止の時間が15分以下
・胸部or 外傷外科医が45分以内で着く
⇒これらを全て満たすとき
<適応外>
・経過中脈,血圧なし
・心タンポナーデがなく,最初からAsystole
・15分以上心停止
・重症外傷で助けられない
・胸部or 外傷外科医が45分以内で着かない

■鈍的胸部外傷
予後悪い:生存率0-10%
<適応>
・バイタルサインないが,大量頭蓋内出血や多発重症外傷がない
・心タンポナーデがある
<適応外>
・病院に着くまで15分以上CPRあった場合
・経過中脈,血圧なし
・重症外傷で助けられない
 

参照 UpToDate 

-救急・外傷, 麻酔・外科・胸部外科