消化器・肝胆膵

癌性腹膜炎の診断は難しい?

★細胞診は感度が低い.

○見た目
・クリア:漏出性(肝硬変など)で無菌
  濁っている:細胞数が多い
  乳様:TGが多い(乳糜を含む場合)
  ピンク:赤血球が多い

○細胞診
・臨床では陽性に出ることが少ない
⇒癌性腹膜炎の感度は58~75%
※50ml取る必要がある.

○一般検査
・白血球(≧500)⇒癌性腹膜炎の75%,肝硬変・多発肝転移の66%でみられる.
・蛋白(≧2.5)⇒癌性腹膜炎の95%.肝硬変の場合,ほぼ2.5未満となる.
・糖⇒あまり参考にならない.癌性腹膜炎の70%で100未満となる.
・LDH⇒グルコースより巨大なので,なかなか腹腔内へ移行しない
    ⇒癌性腹膜炎では,74%が血清標準LDHの上限以上となる

○CT
癌性腹膜炎⇒腸管が一塊になって見える

※原発癌が不明の場合,腹膜癌を考えるべき
 ⇒治療可能なため.
 
参照 UpToDate 

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