★NSAIDsは慎重投与!
●喘息の約10%にアスピリン喘息が含まれている
⇒アスピリン喘息は,COX1を阻害する薬なら何でも喘息起きる
⇒喘息の人にNSAIDsは慎重投与.
●アセトアミノフェンも弱いCOX1阻害作用有り!
⇒アスピリン服用しなくてはならない患者
⇒アスピリン減感作を行う
(但し高用量でなくては十分なCOX1阻害作用はないとされるため,使われうる.)
●基本的には,NSAIDsとアセトアミノフェンは禁忌となっている!
⇒比較的安全に使えるもの
⇒①選択的COX2阻害薬:セレコキシブ(セレコックス)
②塩基性のNSAIDs:チアラミド塩酸塩(ソランタール)
…効果はやや劣る
※但し,アスピリン喘息がないかは患者に確認する.
⇒なければ,NSAIDs用いる.