救急・外傷 膠原・アレルギー

二相性アナフィラキシーの病態

★不明.

■仮説①
・抗原の皮膚での感作,肺への吸入
⇒肥満細胞の脱顆粒
 (一回目)
⇒数時間後,好酸球・好塩基球・リンパ球浸潤
 (二回目)

※患者ごとに,二回目の出現時間が違うことの説明とならない
※致死性アナフィラキシーの際,組織にいるのは大抵好酸球であり,全く細胞浸潤がない事もある
 
■仮説②
肥満細胞の脱顆粒が二回起こる
…抗原暴露後,30分と72時間でメディエーター濃度が高かったとの報告
※時間が合わない(12時間以内とされる)

■他
・治療の効果が切れたため,未知の抗原との接触が原因,と考える人もいる 

参照 UpToDate 

-救急・外傷, 膠原・アレルギー