★コレステロールが標準範囲内でも基本的に使う。
■機序
①動脈硬化改善
・1年〜4年後に冠動脈径が広くなったという報告あり
・6ヶ月だと変わらない
②プラークを安定化する
・心筋梗塞の患者は、不安定プラークを多数持っている
・マクロファージ増殖、MMP↓によりfibrous capを安定化させる
⇒プラーク破綻しにくくなる
③炎症↓
・炎症は動脈硬化、プラーク破綻のトリガー
・実際にCRPの基礎値が減る
・機序は不明
④内皮機能不全の改善
・冠動脈を広げる;6週間以内に効果でる
・NO働き↑による
⑤血栓形成↓
⑥心室不整脈↓
■使い方
・目標は緒論ある
…LDL<70を目指す、リスクにより目標値をわけるなど
⇒但し必ず使う
・スタチン以外の薬で良い効果は証明されていない
参照 UpToDate