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未分類

心カテ結果から、どうやって肺血管抵抗を出すか

2014/6/8  

★FIckの原理とLa Fargeの表。 ■肺血流量(Qp)◎酸素消費量と、血液中の酸素量減少が同じこと(Fickの原理)を用いる①酸素消費量 (χ)[ml/min]・La Fargeの表:統計より、年齢と心拍数から、体表面積単位での酸素消費量 [ml/min/m2]を推定する参照:http://w ...

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産婦人科・小児 血液、輸血

へその緒が取れにくい⇒白血球粘着不全症を疑う?

2014/6/6  

★3週間以上取れない場合、一応疑って精査する。 ■へその緒○取れるメカニズムは不明…梗塞、コラーゲン分解酵素活性↑、ネクローシス、白血球流入が関与すると言われる ■へその緒の分離遅延・そもそも取れる時期が人によりバラバラなので、定義されにくい …だいたい1週間以内⇒抗菌薬で処置すると、とれる時期が延 ...

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腎・泌尿器 薬剤

ACE阻害薬⇒血管拡張:輸出細動脈>輸入細動脈?

2014/6/4  

★アンギオテンシンⅡ作用の拮抗。 ■アンギオテンシンⅡの作用○輸入細動脈も輸出細動脈も収縮させるが、輸出細動脈収縮の作用が大きい…①輸出細動脈の方が径が小さい  ⇒収縮による血管抵抗↑作用が大きい  ②輸入細動脈からNO放出される  ⇒輸入細動脈の収縮が緩和される  ③輸入細動脈でAT-Ⅱ受容体が刺 ...

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未分類

右脚ブロックではST変化を評価できないか -ブルガダとの関連は?

2014/6/3  

★右脚ブロックに特徴的なST変化があり、それ以上のずれでST変化を判断する。 ■右脚・右脚の中身 …結合組織に覆われたプルキンエ細胞(伝導速度が速い)・右脚の血流:LADの中隔枝から。RCAやLCxからのコラテがあることも。・右脚の走行 ①上1/3:室間中隔の右側、内膜寄り ②中1/3:中隔の心筋内 ...

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感染 消化器・肝胆膵

CD腸炎と偽膜性腸炎は違うか;CD感染症の診断

2014/5/29  

★偽膜性腸炎は内視鏡診断。 ■Clostridium difficile(CD)感染症・CDは芽胞をもつ嫌気性菌で、経口感染する⇒発熱のみ~偽膜性腸炎まで、様々な病態を示す・抗菌薬関連下痢症(Antibiotics-Associated Diarrhea:AAD)の一種 ●CD感染症の病態   疫学 ...

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放射線・検査 消化器・肝胆膵

上部消化管出血で便潜血陽性となるか

2014/5/28  

★免疫法ではならない。 ■化学法・大腸癌に対する感度は30~40%程度・赤血球のヘムがもつペルオキシダーゼ様作用を検出⇒試験紙を用いて判定 ①オルトトリジン法 ・以前使われていた、感度の高い検査 ⇒肉、魚、緑黄色野菜、ミオグロビンでも陽性となる②グイヤック法 ・特異度の高い検査 ⇒オルトトリジン法の ...

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救急・外傷 神経・感覚・精神・脳外科

けいれんの対応;まずセルシン、で良いか

2014/5/27  

★2分以上持続する痙攣には、まずセルシン。 ■痙攣の分類・seizure:脳の異常な電気活動・convulsion:筋の不随意収縮・けいれん重積:けいれんが5~10分以上持続 or 意識の戻らない内に発作再発 ●メカニズム ①GABA受容体の小胞への取り込み・不活性化+NMDA受容体のシナプス表面へ ...

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救急・外傷 神経・感覚・精神・脳外科

頭部外傷の管理

2014/5/15  

★ガイドラインに定まっている。◎頭部CTは、GCS≦14の患者全てに推奨される ■最重要●酸素化維持:PaO2>60●血圧維持:sBP>90●GCSを繰り返し評価する;受傷後数時間では低下しやすい ⇒GCS<8、対光反射消失、除脳・除皮質固縮、徐脈、高血圧、呼吸↓  =脳ヘルニアを示唆する ⇒早急に ...

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神経・感覚・精神・脳外科 薬剤

アンモニアとてんかんとバルプロ酸の関係

2014/5/11  

★抗てんかん薬のバルプロ酸投与により、高アンモニア血症・けいれん生じうる。 ■バルプロ酸⇒てんかん抑制①GABAトランスアミナーゼ阻害 ⇒GABA代謝を阻害 ⇒シナプス前GABA濃度↑②グルタミン酸デカルボキシラーゼ活性化 ⇒GABA合成↑ ●以上よりGABA作用↑⇒電位依存性Naチャネルを抑制⇒神 ...

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感染

脾摘⇒肺炎球菌ワクチン

2014/5/10  

★被膜のある細菌に感染しやすくなる。 ■脾臓の機能・類洞にいる白血球:循環している細菌を貪食・巨大なリンパ組織:抗体産生するBリンパ球の半数がいる            オプソニン化も行う ●細菌は脾臓又は肝臓の白血球により除去される⇒多くは補体or脾臓でのオプソニン化後に感知される⇒細菌に被膜があ ...