Rik

no image

内分泌・糖尿病 薬剤

ステロイドの違い,内服・静注ステロイドの使い分け

2021/5/26  

★コルチゾール作用,アルドステロン作用の力価が違う. ◎臨床用のメモです。 ■ステロイドの種類・特徴 一般名 商品名 コルチゾール作用 アルドステロン作用 半減期 ヒドロコルチゾン類 (コルチゾール)  ソル・コーテフ 1 1 1.2h プレドニゾロン類 プレドニン 4 0.8 2.5h ...

no image

ICU・集中管理 呼吸器

ARDSにステロイドは効くか.

2019/7/5  

★効くシチュエーションもある.◎免疫低下するため全てのARDSに適応はないですが、発症早期の中〜重症には適応です。 ■作用機序●ARDS:肺の過剰炎症(急性期)    ⇒間質において血管透過性が亢進    ⇒血漿成分漏出,多核白血球浸潤 ●ステロイド⇒①肺毛細血管からの血漿成分漏出を減少,多核白血球 ...

no image

内分泌・糖尿病

インスリン療法:スライディングの代わりに用いるべき方法

2019/7/4  

★基礎インスリンを付加するのが前提。◎スライディングは楽なので指示してしまいますが、benefitは証明されていません。そのかわりにするべきインスリン指示です。 ■食事摂取安定⇒インスリン強化療法●各食前に超速効型インスリン(ノボラピッドかヒューマログ) +眠前か朝に持効型インスリン(ラン ...

no image

内分泌・糖尿病

インスリンスライディングスケールの問題点

2022/1/3  

★インスリンスライディングスケールとは血糖値に応じてインスリン量を選ぶ方式。◎指示にはいっているインスリンスライディングスケールについて知っておきましょう。投与量を決めるスケールの選び方が大きな問題点です。 インスリンスライディングスケールの問題点 ●測った時の血糖に応じて、超速効型インスリンを投与 ...

no image

ICU・集中管理

PEEPは心不全に良いか

2019/7/4  

★良い. ◎生理的には、左心不全にCPAP用いることで左室貫壁圧↓,心拍出量↑となるからです。臨床研究でも、PEEPにより心源性肺水腫の改善が促進される事が示されています。 ■PEEPの原理・胸腔内圧を上げます⇒SVC,IVC虚脱⇒心臓への血液流入↓⇒前負荷↓※横隔膜が下がることで腹腔内圧↑,胸腔へ ...

no image

未分類

胸腔内圧が上がると,後負荷が下がるのはなぜ?

2019/7/2  

★ラプラスの定理による。 ◎意外に知られていない、常識です。PEEPかけると後負荷が下がる、という研修医が8割。 ■ラプラスの定理・球のモデルの圧に関する定理。風船とかに当てはまる(と思います)平均円周方向応力(壁応力)=内圧 × 半径 ÷ (2 × 壁厚) ●この単純なモデルを心臓に応用 ...

no image

未分類

動脈穿刺後に,血腫となるか,仮性動脈瘤となるか

2019/6/19  

★穴がふさがるか,ふさがらないか,リスク次第. ◎循環器内科医の若手が心配する事項トップ5に入ります。基本手抑えをしっかりやれば大丈夫なのですが、抑える時間は患者やシースの太さにもよるし、時間に追われて十分にできず直面することも。 ■動脈穿刺の合併症の一つ・動脈採血は穴が開く時間が少なく,すぐふさが ...

no image

未分類

R practice

2019/6/17  

https://drive.google.com/open?id=1ZVYzKlOvg7tTt5_4XQCRnLFFN9OCPchOhttps://drive.google.com/open?id=1NHmgQQ_fAcEoGcVXIJoZ8J2VgVCghF6A

no image

★サイトマップ

薬剤

2019/5/23  

★薬剤サイトマップ。2019年3月更新。■基礎なぜ薬剤を持続投与すると、半減期の4倍の時間で定常状態となるか ■輸液大量投与は生理食塩水かリンゲル液か:あまり知られていない生理食塩水の特徴急性アルコール中毒に補液は必要かAKIに対し,補液して利尿させる,意味あるのかGFR, RPF, FFの関係と、 ...

no image

★サイトマップ

放射線・検査

2019/5/20  

★放射線・検査サイトマップ。2019年3月更新。■検査全般検査前に絶食が必要なものは?乳癌術後⇒患側からの採血はだめか■血液検査血液検査:赤血球検査項目の定義と解釈血液検査に使う凝固剤の選択赤沈とCRPの違いSLE⇒CRP陰性SLEとAPSの血液検査がまぎらわしい抗リン脂質抗体症候群で梅毒偽陽性とな ...