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クレアチニンとクレアチンと糸球体濾過量の関係【腎機能】
2021/9/24
★クレアチニンは濾過された後再吸収されないのがポイント! 腎機能の指標としてクレアチニンが有名です。 なぜクレアチニン=糸球体濾過量(GFR)の目安なのか? 「クレアチン」とはなにか? 解説です。 糸球体濾過量を測りたい 目標は糸球体濾過量(GFR)を測ることです。 どれだけ糸球体で濾過されているか ...
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肝性脳症にアミノ酸製剤が効く理由、BRTOが効く機序
2021/9/28
★アンモニア・芳香アミノ酸の上昇を抑える! 肝性脳症が悪化するとルーチンでアミノ酸製剤を投与する場合が多いと思います。 もしくはバルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術Balloon-Occluded Retrograde Transvenous Obliteration (BRTO)という手技があり、こ ...
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ADA欠損が免疫不全の原因となる機序
2021/10/8
★アデノシンデアミナーゼ(ADA)欠損は,重症複合免疫不全症(SCID)の原因の14%であり,最も多い. SCIDといえばADA欠損が有名ですが、ADAという酵素が欠損することでなぜ免疫不全となるのか。 生化学に基づきます。 わかりやすく解説しました。 アデノシンデアミナーゼ欠損の病態 ・ADA:ア ...
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抗癌剤いろいろ作用機序
2013/4/10
★各段階に分けて押さえる.※S期(ヌクレオチド合成⇒DNA合成)⇒G2期(有糸分裂に必要なものを合成)⇒M期⇒G1期(DNA合成に必要なものを合成) ①ヌクレオチド合成に作用(=S 期に作用)●MTX・葉酸アナログ⇒「ジヒドロ葉酸→テトラヒドロ葉酸」を阻害(ジヒドロ葉酸レダクターゼ阻害)⇒テトラヒド ...
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急性間欠性ポルフィリン症:アルコールで発作が起こる機序
2021/9/29
★ALAシンターゼの合成が促進され,ポルフィリンがたまるので起こる! なぜか国試でよく出る、急性間欠性ポルフィリン症。 アルコールで発作が起こる機序を解説します。 ●急性間欠性ポルフィリン症(AIP)の病態 ヒドロキシメチルビランシンターゼ欠損 =ヘム合成の欠損 ⇒δ-アミノレブリン酸(ALA)シン ...
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除細動とカルディオバージョンの違い、作用機序
2021/10/11
★心臓の動きを止め,サイナスになるかは自動能に任せる! 除細動とカルディオバージョンの違いは、要は心電図同期するかしないか、にあります。 なおあまり臨床ではカルディオバージョンとは言いません。 作用機序=なぜ電気ショックで洞調律に戻せるか、も説明します。 除細動とカルディオバージョンの違い 除細動: ...
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ポルフィリン症で光線過敏症となる機序
2021/9/30
★活性酸素による組織の破壊が病態. 太陽光でポルフィリン依存性酵素が活性化します。 晩発性皮膚ポルフィリン症の病態 ・最もよくみられるポルフィリン症 ・主病態:コプロポルフィリノーゲンオキシダーゼの欠損⇒ウロポルフィリノーゲンⅢが蓄積⇒ポルフィリン依存性酵素が活性化しやすい ******* ➤この患 ...
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輸血前のオモテ試験とウラ試験の不一致【解説】:不規則抗体など
2021/10/5
★様々な要因があり,特に異型輸血後ではそうなる. 輸血の際のABO検査には、オモテ試験とウラ試験があります。 これらは単純な抗原-抗体反応ですが、それらの結果が一致しない場合の解釈が重要です。 不規則抗体にも関連します。 これらの知見は「不適合輸血」を回避するために必要です。不適合輸血は致死的となり ...
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色素性乾皮症はなぜ皮膚癌になるのか:DNA修復機構まとめ
2021/10/1
★紫外線による損傷をうけたDNAを修復できないため,多数の突然変異が蓄積するから. 色素性乾皮症が皮膚癌の原因であることは有名です。 その機序は、日光によるDNA損傷を修復する機構に異常があるからです。 これを噛み砕いて説明していきます。 色素性乾皮症はなぜ皮膚癌になるのか ●紫外線を浴びる⇒DNA ...
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薬剤耐性菌はなぜできるか【機序】
2021/10/7
★全ては細菌の遺伝子変異による. 漫然と抗菌薬を使うと薬剤耐性菌が出現して問題になります。 これはごく自然のことですが、「なぜ」薬剤耐性となるのでしょうか。 5つほど機序が考えられています。 ■細菌内の耐性獲得機序 ★細菌が抗菌薬に暴露され続けることで、以下のような変化をもたらす遺伝子変異が生じます ...