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アドレナリン受容体,作動薬の分類
2013/4/21
★アドレナリン受容体 ①α1・効果器(筋肉など)のシナプス後膜上に存在⇒活性化(⇒ホスホリパーゼCのGq蛋白活性化)(⇒ジアセルグリセロール,イノシトール三リン酸(IP3)産生)⇒細胞質Ca↑⇒平滑筋収縮:血管(皮膚,粘膜,内臓),瞳孔,膀胱内括約筋 ②α2・シナプス前神経終末,膵臓β細胞に存在⇒交 ...
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抗血小板作用のあるNSAIDsはアスピリンだけ? ★NSAIDsの作用機序
2013/4/19
★アスピリンのみ,COXを非可逆的に阻害する!○COXの下流にTXA2,PGI2がある. ・TXA2:血小板より産生 ⇒血小板凝集を増強 ⇒アスピリンはCOX-1を非可逆的に抑制⇒TXA2を不可逆的に失活 ⇒血小板は核が無いため,新しい酵素作れない ⇒血小板の寿命(3~7日)の間,TXA ...
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喘息の人に,痛み止めどう使うの?
2013/4/18
★NSAIDsは慎重投与! ●喘息の約10%にアスピリン喘息が含まれている⇒アスピリン喘息は,COX1を阻害する薬なら何でも喘息起きる⇒喘息の人にNSAIDsは慎重投与. ●アセトアミノフェンも弱いCOX1阻害作用有り!⇒アスピリン服用しなくてはならない患者⇒アスピリン減感作を行う(但し高用量でなく ...
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抗癌剤いろいろ作用機序
2013/4/10
★各段階に分けて押さえる.※S期(ヌクレオチド合成⇒DNA合成)⇒G2期(有糸分裂に必要なものを合成)⇒M期⇒G1期(DNA合成に必要なものを合成) ①ヌクレオチド合成に作用(=S 期に作用)●MTX・葉酸アナログ⇒「ジヒドロ葉酸→テトラヒドロ葉酸」を阻害(ジヒドロ葉酸レダクターゼ阻害)⇒テトラヒド ...