感染

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感染

SPACEについて詳しく

2014/12/22  

★院内感染症のよくある起因菌で、ユナシンやゾシンは効かないことも多い。■SPACEとは●医療関連感染を起こす、代表的なグラム陰性桿菌。⇒Serratia(セラチア), Pseudomonas(緑膿菌), Acinetobacter(アシネトバクター), Citrobacter(サイトロバクター), ...

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感染

感染性心内膜炎;Duke criteriaや経食道心エコーはどれくらい信頼できるか

2014/10/18  

★Dukeは感度が高い。■Duke criteriaについての研究①405例の内69例が病理的にIE・Dukeでdefiniteだったものが80%・IEの内、Dukeでrejectedだったものはない②63例の内10例がIE・全てDukeでdifiniteだった③115例の内27例がIE・22例がD ...

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感染 薬剤

腸球菌に効く薬剤はなぜ少ないか

2014/9/12  

★Enterococcus faeciumの話。■ベータラクタム系・内在性耐性…ペニシリンに耐性のある細胞壁合成酵素=PBP(ペニシリン結合蛋白)のペニシリンに対する親和性↓・ほとんど効かない■アミノグリコシド系・中等量まで内在性耐性 ①アミノグリコシド修正酵素 ⇒AAC(6')-Ii:トブラマイシ ...

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感染 薬剤

AIDS患者の日和見感染症と予防

2014/8/15  

★エビデンスのある予防のみ推奨される。■CD4+細胞数と感染症 CD4 感染症 <400 足白癬、VZV・結核菌再活性化、細菌感染(H.influ, S.pneumo, Salmonellaなど) <200 HSV再活性化、クリプトスポリジウム、コクシジオイデス、ニューモシスチス、イソス ...

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呼吸器 感染

かぜ⇒副鼻腔炎

2014/7/18  

★鼻かみが重要。■副鼻腔炎・ほとんどウイルス性;細菌性は0.5〜2%程度・細菌性のほとんどは、ウイルス性に合併して生じる※但し、ウイルス性か細菌性かを鑑別することは、実際難しい⇒急性上気道炎に合併する副鼻腔炎は、全例3週間以内に、抗菌薬なしで治る●ウイルス⇒副鼻腔へ①全身性②直接接触:「鼻かみ」が重 ...

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感染

胆石⇒胆嚢炎、胆管炎 ★どこから細菌が侵入するか

2014/6/20  

★細菌感染といえば胆管炎で、門脈系から侵入する。 ■胆嚢炎●動物実験において、胆管閉鎖だけでは炎症生じない  =炎症誘発する物質が必要⇒実験では、カテーテールにより胆嚢粘膜障害することで炎症が生じる  or ライソレシチン加えることでも炎症生じる⇒ライソレシチンが必要と考えられて ...

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感染 消化器・肝胆膵

CD腸炎と偽膜性腸炎は違うか;CD感染症の診断

2014/5/29  

★偽膜性腸炎は内視鏡診断。 ■Clostridium difficile(CD)感染症・CDは芽胞をもつ嫌気性菌で、経口感染する⇒発熱のみ~偽膜性腸炎まで、様々な病態を示す・抗菌薬関連下痢症(Antibiotics-Associated Diarrhea:AAD)の一種 ●CD感染症の病態   疫学 ...

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感染

脾摘⇒肺炎球菌ワクチン

2014/5/10  

★被膜のある細菌に感染しやすくなる。 ■脾臓の機能・類洞にいる白血球:循環している細菌を貪食・巨大なリンパ組織:抗体産生するBリンパ球の半数がいる            オプソニン化も行う ●細菌は脾臓又は肝臓の白血球により除去される⇒多くは補体or脾臓でのオプソニン化後に感知される⇒細菌に被膜があ ...

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感染 放射線・検査

培地の違い ★菌の同定法

2014/5/3  

★基本は血液培地。 ①血液培地●大抵の病原菌が発育できる …Hemophilus influenzaeは発育しない●溶血を評価できる ・α溶血(一部溶血):Streptococcus pneumoniae, viridans    …過酸化水素産生による・β溶血(完全溶血):Streptococcu ...

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感染 放射線・検査

ツベルクリン検査の解釈

2014/3/15  

★基本的に陽性の場合胸部Xp. ■機序ツベルクリン:ヒト結核菌から分離精製した数種類の蛋白質●陽性 ・結核菌への暴露歴あり:Tリンパ球による遅発性過敏反応をみているため ●陰性①活動性結核の患者と接触している場合 ⇒TB感染の初期で,Ⅳ型アレルギーが確立していない可能性 ⇒患者接触後8週間 ...