薬剤

no image

薬剤

クロピドグレル耐性の検査、機序、対応

2015/5/29  

★機序は遺伝子多形が最も重要、ただスクリーニングは推奨されない。 ■定義・クロピドグレル(プラビックス)耐性、無効⇒ADPによる血液凝集が、非治療時と比較して10%以下しかない事 ・抗血小板薬内服時の血小板反応性亢進(HPR;heightened platelet reactivity)⇒治療時にも ...

no image

内分泌・糖尿病 薬剤

糖尿病治療薬の機序と特徴;SU薬、速効型インスリン分泌促進薬、αグルコシダーゼ阻害薬

2015/3/16  

★持続時間がSU薬>速効性インスリン分泌促進薬、2つの作用機序は似ている。■SU薬●種類・グリメピリド(アマリール)・グリクラジド(グリミクロン)・グリベンクラミド(オイグルコン、ダオニール)●機序・スルフォニル尿素受容体:膵β細胞のATP依存性Kチャネルの一部⇒SU薬結合すると、このチャネルが不活 ...

no image

内分泌・糖尿病 薬剤

糖尿病薬の機序と特徴:インスリン抵抗性改善薬(ピグアナイド、チアゾリジン)

2015/3/14  

★ピグアナイドは糖新生抑制、チアゾリジンはPPARアゴニスト。■ピグアナイド●種類・メトホルミン(メトグルコ、グリコラン、メデット)・ブホルミン(ジベトス) ●機序・グリセロリン酸デヒドロゲナーゼ(mGPD)の特定の型 …グリセロールリン酸→ジヒドロキシアセトンリン酸  乳酸→ピルビン酸 ⇒これらは ...

no image

内分泌・糖尿病 薬剤

糖尿病薬の機序と特徴;インクレチン関連薬(DPP-4阻害薬、GLP-1アゴニスト)

2015/3/12  

★DPP-4阻害薬はadd-on drug、GLP-1アゴニストはDPP-4阻害薬より効く。■DPP-4阻害薬●種類・シタグリプチン(ジャヌビア、グラクティブ)・ビルダグリプチン(エクア)・リナグリプチン(トラゼンタ)・テネグリプチン(テネリア)・アログリプチン(ネシーナ)・アナグリプチン(スイニー ...

no image

薬剤

心筋梗塞後に必ずスタチンを使うか。

2014/10/26  

★コレステロールが標準範囲内でも基本的に使う。■機序①動脈硬化改善・1年〜4年後に冠動脈径が広くなったという報告あり・6ヶ月だと変わらない②プラークを安定化する・心筋梗塞の患者は、不安定プラークを多数持っている・マクロファージ増殖、MMP↓によりfibrous capを安定化させる⇒プラーク破綻しに ...

no image

感染 薬剤

腸球菌に効く薬剤はなぜ少ないか

2014/9/12  

★Enterococcus faeciumの話。■ベータラクタム系・内在性耐性…ペニシリンに耐性のある細胞壁合成酵素=PBP(ペニシリン結合蛋白)のペニシリンに対する親和性↓・ほとんど効かない■アミノグリコシド系・中等量まで内在性耐性 ①アミノグリコシド修正酵素 ⇒AAC(6')-Ii:トブラマイシ ...

no image

腎・泌尿器 薬剤

GFR, RPF, FFの関係と、薬剤の影響

2014/9/6  

★NSIADsでFFは変化しない。■定義●GRR(glomerular filtration rate, 糸球体濾過量)・糸球体細動脈(G)からボウマン嚢(B)へ濾過された量⇒GFR = 定数 × {(Gの静水圧 − Bの静水圧) − (Gの浸透圧 − Bの浸透圧)} ※濾過されるため、Bの浸透圧は ...

no image

薬剤

狭心症へのニトロの作用機序は、冠動脈拡張でない? ★coronary steal

2014/8/29  

★冠動脈拡張でない。■メインの薬理作用●全身血管拡張⇒心臓の前負荷↓⇒心臓運動量、酸素需要量↓ ※カテーテル中に、冠動脈直接注入しても改善得られなかったものが、舌下投与で改善したとの報告ある。●血管拡張作用の機序・ニトロプルシド、ニトログリセリン⇒平滑筋細胞内で、ミトコンドリアALDHという酵素にて ...

no image

神経・感覚・精神・脳外科 薬剤

睡眠薬の違い

2014/8/26  

★ベンゾジアゼピンか否か、半減期はどれくらいか。■睡眠薬の種類   一般名 商品名 用量(mg) 半減期 超短時間作用型 ゾルピデム* マイスリー 5~10 2 ゾピクロン* アモバン 7.5~10 4 トリアゾラム ハルシオン 0.125~0.5 2~4 短時間作用型 エスゾピクロン* ルネスタ ...

no image

消化器・肝胆膵 薬剤

NSAIDs服用するどの患者に潰瘍予防するか

2014/8/23  

★危険因子を踏まえた患者選択が推奨される。■危険因子・65歳以上:1点・NSAIDs高用量:1点・胃潰瘍の既往(重症:2点、軽症:1点)・アスピリン、ステロイド、抗血小板薬内服中:1点⇒重度:2点以上、中等度:1点、軽度:0点 ○ガイドライン上、中等度リスク以上に予防的PPI内服が勧められる※しかし ...